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ラダック・マンダラの旅 プリント メール
2008/09/30 火曜日 10:36:20 JST

ラダック・マンダラの旅


滞在日数●2001年7月15日ー31日(17日間)
滞在場所●ラダック(レー)北インド
参考資料●「ラダックノート」「チベットノート」

(すべての写真下記)

7月18日(チィクセゴンパ・シェーゴンパ)・7月19日(マンギュゴンパ)
7月21日(マトーゴンパ・スタクナゴンパ)・7月22日(ピヤンゴンパ)
7月23日(タボゴンパ)・7月24日(リゾンゴンパ・アルチ チョスコルゴンパ・リキールゴンパ)
7月25日(ヘミスゴンパ)・7月26日(スピトクゴンパ)・7月29日(アルチ チョスコルゴンパ・ラマユルゴンパ・ツァムスカンタドリンゴンパ・サスポルゴンパ)
7月30日(ラカンソマ・チェンレジラカン・ツェモゴンパ・ナムギャルツェモゴンパ)


今回の旅はラダックのゴンパ(僧院)巡り。特にタンカ(仏画)や曼荼羅中心に廻ってみた。(何といっても、一応絵師なので)。
ラダックは(インドの中のチベット)といわれる場所で、本場のチベットで破壊されたゴンパや曼荼羅もよく保存されている。
ただ、マナリーから、5000M級の峠を3つ越えて、やっと、ラダックの首都レーへ辿り着く(やれやれ)。失敗だったのは、
高度計持参だったことで、目盛りが上がる度に、回りのインド人と共にため息の連続、息苦しくなるしー高度自覚しない方が
いいかもーという訳で、レーについた時点でもう、バテ気味。でも、一晩休み、早速18日からゴンパ巡りへ。


18日から、まるでノルマのように、ゴンパ廻りをスタート。朝5時半に起きてと、日本にいるより、健康的で
規則正しい生活。ジャーマンベーカリー(の朝は早い!)で、パンを買い、(ラダッキブレットも素朴でうまい
)バスステーションへ。チャイ(ミルクティー)を飲みながら、バス待ち。ゴンパ2つほど廻り、夕方7時に戻り
チベタンレストランでチベタンフード、夜はロウソクの光で(停電が多い)ゴンパの下調べと感想を書き、爆睡
という毎日だった。(ふー)ちなみにオススメゴンパは下記で、私が廻ったゴンパの一部はハードスケジュー
ルで、ゴンパ廻りの後のミルクコーヒーとチョコクランチケーキのみが心のささえであった。飯はーノーコメ
ント。20ほどゴンパを廻り、各ゴンパにそれぞれの思いはあるが、その中でも印象に残ったゴンパをいくつか、
ピックアップしてみよう(あくまでも一絵師としての感想)

まず、巡礼スタイルとしては、右手に杖、左手に「ラダックノート」(やはり、仏様の名がわかると何倍も楽し
める)必需品は水筒、懐中電灯(明るめのやつ、ゴンパ内は暗いので)、小銭(御布施用)カタ(白い布・御布施用)、
スニーカー(脱ぎやすい物で、歩きやすい物)サングラス・帽子、タオル(日中はかなり紫外線が強い)、コンパス、
ジャケット(夕方は涼しい、寒い時も)、カメラとフィルム。なんか、怪しい人っぽかった。


最初は入門編として、「ティクセゴンパ」なんか、攻めてみたい。まあ、日程がない人も何はともあれ、ティクセから。
なんといっても岩山の上にそそりたつゴンパからの眺めがいいことと、ラダック一大きいチャンパ(弥勒菩薩)のお顔の
神々しいこと。アクセルもカンタンで、バスの便も多い。


かなりシンドイでしょNO1は「マンギュゴンパ」。私の場合トレッキング往復5時間(歩きしかない)しかも、
その日は雲一つない青空で暑かった!!!しかし、アクセスは大変だが、苦労した甲斐があって、意外性と仏
像、曼荼羅のすばらしさで、かなり上ランク。トレッキング+ダイエット+目の保養と1粒で3つおいしいマンギュはオススメ。
本堂2つに観音、チャンパ(弥勒)像とバックの曼荼羅が迫力だが、一部風化して破損しているのが、残念。
ここに残って修復の手伝いでもしようかなと思ったほど。しかし、帰りはもち、バスはなく、ヒッチ。
星はチベットなみの満天の星空だが、ここはほんとに観光地?信じられないー。疲れた(ふーっ)。


曼荼羅、壁画NO1は、「アルチ チョスコルゴンパ」。なんと、感動のあまり2回も足を運ぶ。チベット文化圏でも
1,2を争う仏教美術の宝庫で、見ごたえ十分。ここを見逃してはならない!色彩の豊かさとカシミールの影
響をうけた形式、色っぽい飛天などに新鮮な感動が。三層堂にはもう、圧巻!5Mの立像と、色鮮やかな壁画
にはもう、言葉がない。ラダックに短期滞在する人にもここには来て欲しい。私もまた行きたいよー。


簡単に説明すると、他のオススメは「リゾンゴンパ」−藤原新也の「全東洋街道」の中の寺として有名。
崖の上の多重構造の美しいゴンパ。ゲルク派。僧の修業目的の僧院なので、戒律もきびしく、私が訪れた時も、
読経が行われて、砂曼荼羅の奉納があっていた。「リキールゴンパ」は、なかなか、ユニークなゴンパ。ゴンパ
横に腰掛ける20Mのチャンパ(弥勒)は、みうらじゅんが気にいること、まちがいなし。はっきりいってワラえるが、
内部の仏画は見物。「ラマユルゴンパ」と近辺の風景は、ラダックでもかなり印象的。奇妙な黄色い尾根に
囲まれた風景は、月を思わせる。まだ、今回の旅仲間、もちろん誰もいったことないが、皆「月だ!月だ!」と驚いていた。
月にいかなくてもいいなー。ここのティローパ、ナローパ、ミラレパ像などいいが、月の風景の後なので益々神秘的だ。
「ピヤンゴンパ」は大タンカ(仏画)の開帳とチャム(お坊さんの踊り)を見ることができた。
ここの壁画もすばらしい。マチク ラブドンマなどの必見。


スタンプラリー的にサクサク廻り、とても疲れたけど、充実感あった。私にインスピレーションを与えてくれたのは
「アルチ」と「マンギュ」。でも、仏画がかなり痛んでいたことと、修復がうまくされていなかったことは心が痛んだ。
若手のいい絵師はいないのかしらん。悲しい・・・。


ベスト3(絵師的に見て)1ーアルチ、2−マンギュ、3−ピアン。(トータル的、行きやすく、楽しめるとこ)1−
アルチ、2−チィクセ、3−ヘミス。帰り、時間があれば、ダラムサラの「ルンタハウス」で、日本食+ケーキで
心と身体を癒して帰ることをオススメ。イヤー、髪も肌もボロボロ。
でも、心に残る旅になるはずです。

(ユミ・ツエワン チベット仏画師)
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(上ティクセゴンパのチャンパ像)

(左上から)ルウ、ピアンゴンパのダキーニ、リゾンゴンパのヴァイロチャナ、アルチゴンパのチェネレシ、

アルチゴンパのマンジュシェリ、アルチゴンパのアプサラ(天女)、アルチゴンパのVAJRAGUHYAMANDARA

アルチゴンパのグリーンターラー、アルチゴンパのSAVIOURESSTARA、マンギュゴンパの

マンダラ、ストックゴンパのDAKSHINI、アルチゴンパ、ラダック郊外、夕焼け、ゴンパ、ラダック郊外、

若いラマ僧、小坊主、ピアンゴンパの祭り、祭りの村人とラマ僧、遊牧ヤク、ヤクの脱穀。

最終更新日 ( 2008/10/16 木曜日 15:03:03 JST )
 
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